いつもあなたがたと共にいる

マタイ福音書28章16~20  「さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。」(28:16) 「指示しておかれた山」は、「教えを語った山」と考えることができます。 「しかし、疑う者もいた[…]

ガリラヤで復活の主に会う

マタイ福音書28章1~10  「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。」(28:5~6) 「ここ」とは、「墓の中、死者の中」です。 「かねて言われていたとおり、復[…]

三日後に復活する

マタイ福音書27章57~66、28章11~15 アリマタヤのヨセフが主イエスを葬ったことは、四つの福音書すべてに書かれています。 アリマタヤは地名で、預言者サムエルの故郷です。 「この人がピラトのところに行って、イエスの[…]

なぜわたしをお見捨てになったのですか

マタイ福音書27章45~56 「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。・・・わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」(27:46) これは、詩編22篇の冒頭の言葉です。 神の名を呼んで、なぜわたしをお見捨てになるの[…]

他人は救ったのに、自分は救えないのか

マタイ福音書27章27~44 ローマの兵士たちは、 「着ている物をはぎ取り、赤い外套を着せ、茨で冠を編んで頭に載せ、また、右手に葦の棒を持たせて、その前にひざまずき、『ユダヤ人の王、万歳』と言って、侮辱した。」(27:2[…]

わたしの責任ではない

マタイ福音書27章11~26 総督ピラトによる尋問が始まります。 「お前がユダヤ人の王なのか」「それは、あなたが言っていることです」(27:11) 元の言葉は、「あなたが言ったこと。」 口語訳聖書は、「その通りである。」[…]

ユダとピラト

マタイ福音書27章1~14 「イエスを裏切ったユダは、イエスに有罪の判決が下ったのを知って後悔し・・・」(27:3) 「悔い改める」メタノエオーは、神に立ち帰って考え方や行動を根本的に転換することを意味します。 しかし、[…]

そんな人は知らない

マタイ福音書26章69~75 「するとすぐ、鶏が鳴いた。ペトロは、『鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう』と言われたイエスの言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。」(26:74~75) ちょっ[…]

神の子、メシアなのか

マタイ福音書26章57~75 「この男は、『神の神殿を打ち倒し、三日あれば建てることができる』と言いました」(26:61) 「神殿を打ち倒す」という言葉には、いくつもの意味が込められています。 建物としての神殿が打ち壊さ[…]

神の言葉が実現する

マタイ福音書26章45~56 「ユダはすぐイエスに近寄り、『先生、こんばんは』と言って接吻した。」(26:49) 「こんばんは」と訳されているのは、「喜ぶ」カイローという言葉の命令形で、 カイレーあるいはカイレーテです。[…]