どうすればよいのですか

ルカ福音書3章7~20 「『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。」(3:8) アブラハムは、イスラエルの先祖の名前です。自分たちはアブラハムの血を引く神の民だから、決して神の罰を受けることはないなどと思うな[…]

荒れ野で叫ぶ者の声

ルカ福音書3章1~6 皇帝ティベリウス、総督ポンティオ・ピラト、そして3人の領主の名前が挙がっています。ルカがこうした名前を挙げるのは、二つの理由からです。世界史の中に正しく位置づけようという意図と、預言書の文体になぞら[…]

神の恵みに包まれて

ルカ福音書2章40~52 「幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。」(2:40) 「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。」(2:52) 40節と52節がほぼ同じ文章で、これが枠組みにな[…]

主の救いを見た

ルカ福音書2章21~40 シメオンは 「イスラエルの慰められるのを待ち望み・・・」(2:25) アンナは 「エルサレムの救いを待ち望んで・・・」(2:38) いました。これは、イザヤ書につながっています。 「慰めよ、わた[…]

大きな喜び

ルカ福音書2章1~21 ルカ福音書のクリスマス物語は、「皇帝アウグストゥス」(2:1)という名前で始まります。 ルカは、ローマの初代皇帝の名前を挙げて、救い主の誕生を歴史的な文脈に位置づけるとともに、 世界全体への喜びの[…]