主の憐れみによって

ルカ福音書1章57~80 「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。主はその民を訪れて解放し・・・」(1:68) 「訪れる」とは、神がご自分の民に近づいて、救うことを意味します。 「解放し」は、新しい翻訳では「贖い」と訳[…]

主が目を留めてくださった

ルカ福音書1章39~56 「わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。」(1:47~48) こんなに小さな、何の取り柄もない者に[…]

お言葉どおりに

ルカ福音書1章26~38 「マリア、恐れることはない。・・・あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。」(1:30~31) 「イエス」は、ヘブライ語で「イェホシュア」、 「主は救いである」という意味[…]

実現したこと

ルカ福音書1章1~4   十字架の出来事は、紀元30年頃に起こりました。 パウロ書簡が書かれたのは、紀元50年前後です。 十字架の出来事から20年ぐらい後のことです。 マルコ福音書が書かれたのは、70年代です。[…]

新しく造られる

ガラテヤ書6章 「互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。」(6:2) 教会の中で互いに親切にしようというのは、ずいぶん狭い考えだ、という印象を受けます。 しかし、目の前の人[…]

自由を得る

ガラテヤ書5章 「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。」(5:1) キリストはあなたがたを、罪から、そして律法の掟から解放してくださった。 せっかく自由を得たのだから、キリスト[…]

約束を受け継ぐ

ガラテヤ書4章   ここでパウロは、「女奴隷」ハガルと「自由な身の女」サラという言葉を繰り返しています。 これは、律法に縛り付けられている人と、キリストによって自由にされた人を対比するためで、 5章の 「肉の業[…]

キリストにおいて一つ

ガラテヤ書3章15~29   「相続が律法に由来するものなら、もはや、それは約束に由来するものではありません。」(3:18) 「約束」とは、アブラハムに与えられた約束(創世記12:2~3)を指しています。 すべ[…]

異邦人に及ぶ祝福

ガラテヤ書3章1~14 「ああ、物分りの悪いガラテヤの人たち」(3:1) 実に激しい言葉です。 子を思う親の気持ちに似た、パウロの熱い思いが溢れ出しています。 ガラテヤの教会には、異邦人だけでなく、ユダヤ人であってキリス[…]