低い者が引き上げられる

マタイ福音書22章41~23章12   ファリサイ派は、紀元70年にローマによって神殿が破壊された後、 ユダヤ教を指導するようになり、ナザレのイエスを救い主と仰ぐ人たちを、異端として排除します。 福音書が編集さ[…]

どの掟が最も重要か

マタイ福音書22章34~46   ユダヤの人たちは、今でも朝昼晩、「シェマー・イスラエル・・・」と唱えます。 「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あ[…]

人を生かす神

マタイ福音書22章23~33    サドカイ派は、神殿を頂点とするユダヤ社会の実権を握っていました。 「七人の兄弟が子を残さずに次々と死んだため、ある女性を次々と妻にした。復活があるというなら、この女性は誰の妻[…]

神への然り、皇帝への否

マタイ福音書22章15~22   「皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか」(22:17) ローマへの税金は納めるべきだと答えたら、裏切り者というレッテルを貼られて民衆の支持を失う。 払わなくていい[…]

祝宴への招き

マタイ福音書22章1~14   「招いておいた人々にこう言いなさい。『食事の用意が整いました。・・・すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。』」(22:4)   「招く」(カレオー)と[…]

考え直して出かける

マタイ福音書21章23~32   「何の権威でこのようなことをするのか。」(21:23) 「このようなこと」とは、神殿の商人たちを追い散らしたことを指しています。 商人たちは、神殿当局の許可を得ていました。 傷[…]

実を結ぶ

マタイ福音書21章17~22    「朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。」(21:18) 大切なものが欠けているという、深い嘆きが押さえられなかったのです。 この時、主イエスは神の義に飢え渇いてお[…]

祈りの家

マタイ福音書21章12~17   「わたしの家は、祈りの家と呼ばれるべきである。」(21:13) これは、イザヤ書56章からの引用です。 この1行だけ読むと、神殿は「祈りの家」だから神聖な状態にしなければいけな[…]

子ろばに乗って

マタイ福音書21章1~11    「ダビデの子にホサナ。」(21:9) という場面は、イースターの1週間前の「棕櫚(しゅろ)の主日」に読まれる聖書箇所です。   「それは、預言者を通して言われていたこ[…]