門司大里教会の早わかりQ&Aです
1 聖書とはどういうものですか?
2 日本基督教団とは、どのような教会ですか?
3 プロテスタント教会とカトリック教会はどう違うのですか?
4 プロテスタント教会には、いろいろ教派があるようですが?
5 教会とキリスト教の学校との関係は?
6 門司大里教会について教えてください。
7 教会に行くと、どんないいことがあるのですか?
8 礼拝とは、どのようなものですか?
9 聖書や讃美歌を持っていないのですが、どうしたらいいですか?
10 礼拝や集会に参加するためには、どんな準備をしておけばよいですか?
11 服装などの決まりがありますか?
12 礼拝での献金とはどのようなものですか?
13 子供づれでは、迷惑ではありませんか?
14 結婚式や葬儀を希望する場合は、引き受けていただけますか?
Q:聖書とはどういうものですか?
A:聖書は、旧約聖書と新約聖書の両方で「聖書」と呼ばれています。
聖書は、紀元前1000年ごろから紀元200年ごろに編集され成立したものです。
旧約聖書には、歴史を通してイスラエルの民に示された、神の働きが記されています。
新約聖書には、イエス・キリストの言葉と生涯、弟子たちの信仰告白が
記されています。
聖書は、系統だった教えというよりも、歴史において人間と関わり、
ご自分の民として愛し導く、神の働きが記されています。
聖書は、今も私たちに語りかけ、神との出会いと信仰に導くいのちのことばが
納められています。
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Q:日本基督教団とは、どのような教会ですか?
A:日本基督教団は、現在、約1,700の教会、約18万人の信徒、
約2,200人の牧師を有する、日本で最も大きいプロテスタント教会です。
日本におけるプロテスタント教会の歩みは、幕末に来日した宣教師たちの
働きによって始まりました。
当初から、教派を越えた合同教会の形成が模索されていましたが、
第2次世界大戦下において政府による宗教統制が強まるなかで、
ほぼ全ての教派が合同することとなり、
1941年6月に日本基督教団の創立総会が開かれました。
それぞれの教派の歴史的特質を尊重しつつ、
一つの教会として歩んでいる合同教会です。
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Q:プロテスタント教会とカトリック教会はどう違うのですか?
A:双方とも、キリスト教会であることに変わりありません。
プロテスタント教会は、ローマ・カトリック教会の権威から離れて、
聖書の言葉に信仰の根拠をおこうとして、16世紀にヨーロッパで成立した教会です。
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Q:プロテスタント教会には、いろいろ教派があるようですが?
A:プロテスタント教会には、ルターの流れをくむ「ルター派」(ドイツ、北欧が
中心)、
カルヴァンの流れをくむ「改革派」(スイス、オランダ、スコットランド、
北米の改革長老派が中心)、
英国国教会である「アングリカン」(日本では日本聖公会)、
アングリカンから分かれてウェスレーの流れをくむ「メソジスト派」、
それぞれの教会の自治を重んじる「会衆派」、
アメリカで広がった「バプテスト派」など、多くの教派があります。
それぞれ強調点や伝統の違いがありますが、同じイエス・キリストに従う教会です。
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Q:教会とキリスト教の学校との関係は?
A:明治期における女子教育をはじめ、キリスト教の学校は
日本社会で大きな役割を果たしてきました。
教会と主なキリスト教学校との歴史的関係は、次の通りです。
会衆派教会:同志社、神戸女学院
改革派教会:明治学院、フェリス女学院、東北学院、梅光学院、四国学院
メソジスト教会:青山学院、関西学院、東洋英和学院、山梨英和学院、静岡英和学院、
広島女学院、鎮西学院
聖公会:立教、桃山学院
バプテスト教会:関東学院、西南学院、西南女学院
ルーテル教会:九州学院
教派合同によるもの:東京女子大学、国際基督教大学
カトリック教会:上智、南山、聖心女子学院、ノートルダム聖心女子学院
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Q:門司大里教会について教えてください。
A:門司大里教会は、1935年に日本ナザレン教会としてスタートし、
1941年の日本基督教団成立にともなって、日本基督教団門司大里教会と
なりました。2015年で創立80年を迎えます。
山本繁夫牧師が43年の長きにわたって牧会し、1971年に現在地に移転しました。
2001年に当時九州教区議長であった東島勇気牧師が着任し、13年間牧会しました。
2014年に中村和光牧師が着任し、現在に至っています。
東島牧師と中村牧師は、メソジスト教会の流れをくむ関西学院大学神学部の
出身です。
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Q:教会に行くと、どんないいことがあるのですか?
A: キリスト教は、家内安全、商売繁盛といったご利益を約束するわけではありません。
わたしたちは、多くのものを与えてくださいと願うのではなく、
神の御心が実現するようにと祈ります。
すべてのいのちが大切にされ、弱い者が公平に扱われること、
互いにいたわり合って生きることを、神は望んでおられます。
どんな人も神の前に大切な存在であると祝福されていることを受け入れ、
神を信頼して歩むとき、まことの平安が与えられ、たとえ逆境のなかにあっても
希望を失わず、試練を乗り越えることができるのです。
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Q:礼拝とは、どのようなものですか?
?A: 礼拝では、聖書が読まれ、神の言葉が解きあかされます。
賛美と祈りが満ちあふれる礼拝は、誰にでも開かれています。
礼拝で語られる聖書のことばは、あなたにいのちの息吹を吹き込み、
あなたを支える大きな力となることでしょう。
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Q:聖書や讃美歌を持っていないのですが、どうしたらいいですか?
A:教会に備えつけのものを、お使いいただけます。
手ぶらでおいでくださって、結構です。
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Q:礼拝や集会に参加するためには、どんな準備をしておけばよいですか?
A:礼拝は、どなたにでも開かれています。
初めての場合でも、特別な準備は必要ありません。遠慮せず、ご出席ください。
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